こんにちはドリーです。
ガンになる可能性があるかどうか知りたいけど、病院に行くにも時間がないし、料金も高いし、そもそも面倒くさいと思っていませんか?
実は病院に行かなくても、自宅で簡単にガンを早期に発見することができるんです。
ただし、正確にはガンのリスクを知ることができるといった方が正しいです。
「N-NOSE」、このキットを使えば、病院に行かずとも自身の尿一滴でガンのリスクを知ることができます。
私もこのキットを使って実際にガンのリスクを検査してみました。
この記事では、N-NOSEとは何か、なぜガンのリスクがわかるのか。
そして購入方法や実際の検査手順からどのような結果報告が送られてくるのかまでがわかります。
また、この記事を読むと、実際に検査した感想や、この検査の良い点、いまいちな点がわかります。
実際に受けた結果、私はガンのリスクが低いという検査結果が出ました。
それを踏まえて、感想は
- 検査自体は、簡単でよい。
- 結果内容は、リスクのあるガンの種類まではわからないため、もう少し詳細な結果が欲しい。
- 検査結果については、リスクが高い結果が出た場合、今後どう過ごしていけばよいか不安になるため、リスクが高い場合の心の準備ができない方はおススメしない。
N-NOSEより直接内視鏡で検査したいという方はこちらの記事もご覧ください
先に実際の受検方法を知りたい方はこちらをクリック
尿一滴でガンの早期発見ができる
なぜ病院に行かなくてもガンのリスクがわかるのか。
それは冒頭でも述べたように「N-NOSE」を使用して検査をするからです。
N-NOSEは世界初のガンリスクの早期発見サービス


ではそのN-NOSEとはそもそも何なのか。
N-NOSEとは、嗅覚に優れた線虫という生物が被験者の尿に含まれるガン特有の匂いを検知することを利用した、世界初のガンリスクの早期発見サービスです。
線虫とは、体調1mmで土の中にいる小さな虫で、嗅覚が優れていて、健常者の尿からは逃げていきますが、ガン患者の尿には近づく性質を持っています。
サービス開始1年で150,000人が受検し、国内・海外で22の関連特許を取得しており、ステージ0、1のガンの検知にも期待できます。
自宅で尿を採取して検査センターに持ち込む(もしくは送る)だけなので、よくある、注射、被ばく、内視鏡、長時間の拘束の必要はありません。
わかるガンのリスクは15種類
15種類のガンリスクがわかり、その種類は
- 胃ガン
- 大腸ガン
- 肺ガン
- 乳ガン
- 子宮ガン
- 膵臓ガン
- 肝臓ガン
- 前立腺ガン
- 食道ガン
- 卵巣ガン
- 胆管ガン
- 胆のうガン
- 膀胱ガン
- 腎臓ガン
- 口腔・咽頭ガン
です。
ただし、実際の検査結果の部分でも述べますが、リスクのあるガンの種類までは特定できませんので、この15種類のうちのどれかでリスクがあるという判定になります。
費用は1回検査コースが14,800円
1回検査コースと定期検査コースから選べ、費用は以下のようになっています。
検査回数 | 費用 | |
1回検査コース | 1回のみ | 14,800円 |
定期検査コース | 4か月毎(年3回) 6か月毎(年2回) 12か月毎(年1回) | 13,800円/回 |
検査キットを提出する際に、集荷にきてもらう場合は、別途2,200円(税込み)がかかります。
結果のお知らせまで約4週間
結果のお知らせは検査キットの提出から約4週間後に、郵便とマイページで結果をお知らせされ、以下のような判定が行われます。
検査結果 | リスク | 対応 |
A・B | 低 | 今後も定期的にN-NOSEを受けて健康を心がける |
C・D・E | 中~高 | 本格的なガン検診を受けることをお勧め |
先に実際の結果を知りたい方はこちらをクリック
受検はWebからの申し込み
受検の流れは次のようになります。
1.Webサイトから検査キットを購入
2.検査キットが届いたらWebのマイページを登録
3.Webのマイページから尿の提出を予約
4-1.指定場所※に提出する場合
専用の保冷バッグに尿を入れ、 採尿から4時間以内に提出。
※お近くの指定場所(N-NOSE®ステーション)はこちらです。
4-2.自宅で集荷の場合、 尿を凍結保存し、 集荷スタッフに渡す。
なお、マイページへの登録は受験者本人のみのため、第三者の代理登録はできません。
実際に受検してみる

ここからは私が実際に受検した方法です。
Webサイトから検査キットを購入
上記ボタンをクリックし「定期検査コース」もしくは「1回検査コース」を選択し、数量を確認後「申し込む」を選択します。
1回検査コースの場合は、購入数、購入者情報を入力し、規約同意を行い、「支払に進む」を選択します。
(定期検査コースの場合は、メールアドレスを登録してマイページ登録を行う必要があります)
クレジット情報もしく銀行振り込みのいずれかの情報を入力し、購入手続き完了です。
後日登録したメールアドレスに「【がんの一次スクリーニング検査N-NOSE 】お支払い手続き完了のお知らせ」という以下のメールが届きます。
■検査キットの発送について
本日から7営業日以内に検査キットを発送させていただきます。
※土曜日、日曜日、祝日にお支払い手続きを頂いた場合、翌営業日から7営業日以内の発送となります。
■検査キットの使用期限について
検査キットの使用期限は、到着日から3ヶ月になります。
使用期限を過ぎた場合、本検査のご利用はできなくなりますので
到着日から1ヶ月以内の検査のご予約をお奨めいたします。
■検査のご予約について
検査キット到着後、同封されている「検体提出手順書」に従って検査のご予約をお願いいたします。
なお、検査の予約には受検者様ごとにMy N-NOSE(マイページ)の登録が必要になります。※登録無料

私の場合、申し込んで6日後にクロネコヤマトのポストインで検査キットが届きました。
また、有効期限は到着から3ヶ月なので注意してね。


検査キットには
- N-NOSE検体提出袋
- 尿を入れるチューブ
が入っています。

N-NOSE検体提出袋には
- 検尿コップ
- 尿取りスポイト
- チューブを入れる袋
が入っています。

- 保冷剤
- 保冷バック
- 保冷ボックス
も付いています。
検査キットが届いたらWebのマイページを登録
上記ボタンをクリックし画面の上部分の「マイページ登録」を選択します。
Webのマイページから尿の提出を予約

N-NOSEにログインし、「マイページトップ」から「提出予約」にてお近くの提出場所を選択します。

何時までに提出しなければならないかの確認も忘れずに!
予約が完了すると、登録したメールアドレスに
【がんの一次スクリーニング検査N-NOSE 】検査予約完了のお知らせ
の通知が来ます。
- 検査日程の再確認はマイページから確認できないため、メールは無くさないようにしてください。
- マイページでは自身の検体提出予約番号およびアクセスキーを確認するところがないため、複数個の登録を行う場合は、誰のマイページがどのキットなのかを間違わないよう注意する必要があります。
以下の場合は、検査に影響を及ぼす可能がありますので避けてください。
- 体調がすぐれないとき
- 疲労が激しいとき
- 長期の睡眠不足や徹夜明けのとき
- 感染症にかかっているとき
- アルコール摂取時
- アルコールの影響が残っているとき
- 妊娠中
- 生理中
- 血尿や潜血が疑われる場合も正しい検査ができない可能背があります
提出方法を選択する
指定の場所に持ち込む

提出日を決めるため、マイページから都合の良い日を予約して下さい。

各地のN-NOSEステーションによって提出できる日が決まっているので
事前に確認してね。
自宅に取りに来てもらう

提出日を決めるため、マイページから都合の良い日を予約して下さい。

自宅に取りに来てもらう場合でも、地域が限られているから
必ずご自宅の地域を確認してね。
尿を採取
以下の点に注意して採尿を行います。
- 採尿の前に保冷バックを冷凍庫に入れておき、完全凍結状態にする。
- 採尿の当日に水分を摂取する場合は少量の水にする。
- 食後4時間以上あけて、中間尿を採尿する。
- 採尿にする際にはチューブの8分目まで入れて常温のまま保冷剤に挟む。
提出する(指定の場所に持ち込む/自宅に取りに来てもらう)
指定の場所に持ち込む場合

1.採尿したチューブを完全な凍結状態にした保冷剤の小袋にセットして封入口をシールで留める。


2.保冷剤を2つに折り、保冷バックに入れる。

3.保冷バックを提出ボックスに入れる。


4.検体提出袋に必要事項を記入し、シールを剥がして提出ボックスに貼る。
5.近くのN-NOSEステーションに提出する。
N-NOSEステーションでは採尿したチューブを確認し、提出完了の手続きが行われます。
手続き自体は採尿したチューブについているQRコードを読み込むだけなので1分もかからず終了しました。

N-NOSEステーションに駐車場がない場合は近くのコインパーキングを利用してね。
自宅に取りに来てもらう
自宅に取りに来てもらう場合でも、地域が限られていますので必ずご自宅の地域を確認してください。
自宅に取りに来てもらう場合の手順は
- ジップ付きの透明袋に採尿したチューブを入れる。
- 検体提出袋に必要事項を記入し、1.を検体提出袋に二重に封入して速やかに冷凍庫で保管する。
※冷凍保存期間:最長7日間(採尿は当日、もしくは前日を推奨します) - 集荷スタッフが自宅に回収しにくるため、冷凍庫に保管していた検体提出袋を集荷スタッフに渡す。

やむを得ず、当日に採尿した場合は、尿が完全凍結していなくても提出可能ですよ。
検査結果は4週間程度でマイページに反映される
検査後4週間程度で、メールにて「【がんの一次スクリーニング検査 N-NOSE】検査結果のご報告」が届くので、メールの内容に従い、検査結果を確認することができます。
私の場合このような検査結果が届きました。


「?」をクリックすると以下の説明が表示されます。
N-NOSE検査結果は線虫の反応をもとに連続的な数値として出力されます。
あなたの結果を表す点が左に行くほど、低い値(低リスク)、右に行くほど高い数値(高リスク)であることを表します。
日本国内のガン罹患率*を1とした場合、各領域はその何倍ガンリスクがあるかを示したものです。
臨床研究結果より試算。
(*政府統計の2017年のがんの粗罹患率0.86%を用いた)

「罹患」は「りかん」と読み、病気になるという意味です。
ここでは「ガンと診断される」ことですね。
各領域のN-NOSE受験者の割合(2020年)を示したものです。
(%少数第2位を四捨五入)



ここでわかるように、ガンの種類別にリスクがわかるのでなく、15種類のガンのどれかにおいてのリスクが判定されます。
もし、結果がDやEだった場合、ガンのリスクは高いが どの種類のガンなのかがわからないということになります。
そんな場合は「N-NOSE安心アフターサービス」に連絡すると専門スタッフが次のステップに向けた案内を行ってくれます。
マイページでの検査結果連絡の数日後、郵送物でも検査結果が届きます。
郵送の検査結果には上記情報に加え以下の情報がありました。

郵送物の情報の最後には、
※N-NOSEは、尿中のがんの匂いを生物の嗅覚を用いて検知する技術です。線虫がかぎ分けることが出来るがんのにおいに反応し、がんの罹患リスクを予測する検査です。
線虫が見分ける感度は86.3%と非常に高い確率で発見はできますが、がんへの罹患を確定する検査ではありません。
と書かれています。
そのため
- 高い確率で何らかのガンのリスクを知ることはできる
- しかしこの結果はガンを確定するものではない
- 最終的には自身でガン検診を受けてください
ということになります。
まとめ
受検方法
- Webサイトから検査キットを購入
- 検査キットが届いたらWebのマイページを登録
- Webのマイページから尿の提出を予約
- 提出方法を選択する
- 自宅で尿を採取
- 尿を指定の場所に持ち込む もしくは 自宅に取りに来てもらう
価格
- 1回検査コースは14,800円
- 定期コースは13,800円/回
(4か月毎(年3回)、6か月毎(年2回)、12か月毎(年1回)) - 今後改定の可能性あり
良い点
- 病院に行かなくても簡単にガンのリスクがわかる。
- 注射、被ばく、内視鏡、長時間の拘束の必要がない。
- 15種類のガンのリスクがわかる。
- ガン検査のきっかけになる。
いまいちな点
- ガンの種類が特定できない。(15種類のいずれかのリスク)
- ガンのリスクはわかるが、そのリスクはいつまでの期間においてのリスクかまではわからない。
- リスクが高いと判定された場合、心の負担が大きくなるため精神的に堪えられない場合も考えられる。
今回私の結果はリスクBだったため、ステージ1のガンにおいてもリスクが少ないということで一旦安心しましたが、これがリスクDやEだった場合、病院でガン検査を受けようと思ったはずです。
しかし全身のどこに(もしくは複数)あるかわからないガンを調べるには100,000円以上の検査費用がかかります。
国立がん研究センターの検診費用
ガンのステージによる5年 生存率
ガンにはステージ0~4の5段階に分類されていて、早期発見で5年生存率が格段に上がります。
そのため早期発見が何よりも大事になってきます。
ステージ1で 発見された場合の 5年 生存率 | ステージ4で 発見された場合の 5年 生存率 | ステージ1と ステージ4の 5年 生存率比較 | |
肺ガン | 85% | 7% | 78% ↘ |
胃ガン | 98% | 6% | 92% ↘ |
大腸ガン | 98% | 23% | 75% ↘ |
乳ガン | 100% | 38% | 62% ↘ |
ガンは早期発見できれば治る時代に来ています。
N-NOSEを利用してガンのリスクを確認してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくれてありがとうございました。