こんにちはドリーです。
芝生を育てて4シーズン目ですが、毎年どこかしらのエリアの成長が悪いんですよ。
よく見ると根が張ってなさそうな感じで、そこそこ範囲が大きいため思い切って梅雨前に張替えを行おうと思います。
梅雨前であれば本格的な成長期の前ということと、張替え中に根を厳しい日差しから守る事ができるため、根へのダメージを最小限に抑えるため、この時期の張替えをお勧めします。
また夏の厳しい日差しの中、張替え作業を行うと、私達の方が熱中症の危険もあるので、この時期に済ませましょう。
ということで
今回は芝生の張替え作業について書いていきます。
張替えを考えている方は参考にしてみてください。
張替えのおすすめ時期
最初にも伝えましたが、芝生の張替え作業は春の3月~5月もしくは秋の9月頃がおすすめです。
春は芝生の成長期前なので根がしっかり根付くやすくなる時期ですし、梅雨の季節前であれば水切れの心配も減ります。
また、秋は根がしっかり張って落ち着いている時期なので、春もしくは秋がおすすめです。
逆に夏は日差しが強く、根が紫外線でダメージを受ける可能性があり、また、張り替えたばかりの芝生が乾燥しないように水の管理が大変になります。
冬は休眠時期になるので根が発達せず、根付くことが難しいためお勧めできません。
では張替え作業を行っていきましょう。
用意するもの
今回張替えに使用したものはこちら
- 手袋 :けが防止用
- 眼鏡 :飛び石防止用
- メジャー :範囲測定用
- ターフカッター :芝をカットできればなんでも可
- スコップ :芝土の調整用
- バケツ :余計な土を取り分けます
- 熊手 :芝をはがすのに使います
- 目土もしくは目砂:芝土の調整用
- 肥料 :なくてもよい
- 園芸シート :あった方が楽(写真の青いやつ)

用意ができたら作業する前にまずはストレッチで体をほぐします。
忘れがちですが、結構大事な作業ですよ。
張り替える場所は3か所
ストレッチも終わり、体がほぐれたことろで、まずは張り替える場所を選定します。
今回は張り替える部分はこの3か所

状況はこんな感じです。
写真ではわかりにくいですが、どこも生育が悪いです。
1か所目

2か所目

3か所目

ということで早速張替える範囲を決めていきます。
思い切って多めに張替えを行ないます。
こんなのはね、中途半端が一番ダメ。
やる時は多めに張り替えるのが一番。
ということで、
1か所目は50cmx210cm
2か所目は30cmx60cm
3か所目は70cm x 70cm
で決定。
張替え範囲が決まったら新しい芝生エリアへ
芝生療養所
我が家にはもう一つ小さな庭かあり、そこで余った芝生を育てています。
ここは一日中日当たりがよく、弱った芝生もすくすく育つので、個人的に「芝生療養所」と呼んでいます。

今回はこの芝生療養所から切り出す部分を選定します。
ちょうどいい具合の所を贅沢に使いましょう。
張替え開始
張り替える部分と切り出す部分が決定したので実際に張替え作業開始です。
まず切り出す側の芝生をターフカッターで切っていきます。
今回使用するターフカッターは「キンボシ ターフカッターJr」
手ごろな値段でコスパ最高!
※ターフカッターがない場合はカッターやスコップなど芝生が切断できればなんでもOKです。
では、ザクザク切っていきます。

1か所目の大きさに切ったら、土ごと引っ剥がします。

結構な根張りがありますが、慎重に剥がしていきます。
この時、熊手のようなものがあれば剥がしやすいです。
剥がれたら、園芸シートに移します。
まずは半分剥がして、園芸シートを敷きます。

園芸シートに芝生を乗せて

もう半分を乗せます。

何とか芝生が園芸シートに乗りました。

話は少し逸れますが
この園芸シート、ダイソーで購入して使い勝手がすごくいいんです。
端がボタンでくっつくようになっているので、縁ができて土がこぼれにくいんです。
土を触る人はぜひ使ってみてください。
話を戻して。
新しい芝生を張り替える場所に置いて、その大きさにカットしていきます。

張替え部分は芝生の根が張っていないので、すぐに剥がれます。
しかもボロボロに崩れる部分もあるし、、、
張替え部分の芝生をきれいに取り除いて、

新しい芝生をセットしていきます。
注意!!
この時芝生の高さが周りの高さより少し高くなるよう土を入れて調整します。
少し高くする理由は、床土が落ち着いていないので、踏み固められる分を見越して少し高くします。
肥料があれば少し土に混ぜてあげてください。
セットした芝生が床土に定着するよう踏んで慣らします。
芝生をセットし、カットした境目には根の乾燥を防ぐため目土(もしくは目砂)を補充します。
何とか無事1か所目が終了しました。

同じ要領で2か所目、

3か所目も張替えて

張替え部分に散水して、大方の作業は終了。
最後に
剥がした古い芝生は、剥がされた芝生療養所に持って行き、療養します。

こんなボロボロの状態でも、もしかしたら復活するかも。
もし復活したらブログで報告しますね。
10時から作業を始めて昼食を取って終わったのは16時。
1日中、屈んだり剥がしたり運んだりの連続で中年の体はそこら中痛い痛い。
寝る前に再度ストレッチしましたが痛くて筋肉が伸びませんでした。。。。
日ごろの運動不足がもろに出ましたね。
いかがだったでしょうか。
最後にポイントをまとめましたので確認してみてください。
- 張り替える部分は少し多めの面積で張り替える。
- 張り替える時には周りの芝生より少し高めにし、踏んで周りと慣らす。
- 張り替えた境目には目土を入れ、根の乾燥を防ぐ。
- たっぷりの散水し土を馴染ませる。日差しが強くなる前に作業する。
今日もブログを読んでくれてありがとうございます。
少しでも皆さんの参考になればうれしいです。