こんにちはドリーです。
梅雨入りがあっと言う間に終わってしまい、天気の良い日が続いていて水不足が心配です。
本来であれば梅雨前に行う肥料やりが遅れてしまったので、このタイミングでスーパーグリーンフードを使って今期1回目の追肥をしていきます。
成長期のため70g/㎡で散布しましたが、散布前のスパイキングについても記載していますので、最後まで読んでくださいね。
ガーデンスパイクで土をほぐす(スパイキング)


肥料散布の前に肥料の効果を上げるためガーデンスパイクを履いてスパイキングを行います。
スパイキングとは芝生に無数の小さい穴を空けて、水分と空気を土の中に入りやすくする作業です。
芝生は畑と違って土を直接耕すことができないので土壌改良を簡単に行うことができません。
それに、何度も芝生が踏まれることにより土が締まり(固くなり)芝生の根が張りにくくなります。
そのため定期的にスパイキングを行い、手軽に土をほぐし、土の中まで肥料や水を浸透しやすくします。
また、小さな穴のため、根への負担が少ないことも利点ですね。
スパイキングの他にもコアリングという作業もあるのですが、本格的なので私はまだスパイキングです。
靴に装着する前にストレッチを行うことを忘れないでください。
地味に体に来る作業のため、日頃運動していない私には急激な運動は厳禁です。
ストレッチが終了したら、靴にベルトを通し装着完了

芝生の上を歩いていきます。
穴はこんな感じ。

場所によって抵抗なく刺さる所と、抵抗が大きいところが体感でわかります。
抵抗の大きい部分は土が締まってカチカチになっているので重点的に穴を空けていきます。
ひたすら足踏みを行って穴をあけていきます。
運動不足の体には中々堪える作業が続きます。
ここで注意!!
根が張り切っていない若い芝生や張替えたての芝生にスパイキングを行うと、芝生がめくれあがってしまうのでやめましょう。
全体的に穴をあけ終わったらスパイキングは終了。
お疲れさまでした。
肥料散布(スーパーグリーンフード:SFG)

散布の前に簡単に肥料について説明します。
肥料には大きく分けて「有機肥料」と「化成肥料」の2種類があり、違いを簡単に言うと、
有機肥料:土を改良することにより芝生の育成を助ける→効果は遅いが土が改良される(におい有)
化成肥料:肥料から直接栄養を与える→効果が早いが土の改良ができない(におい無)
という私のイメージです。(あくまで個人の感想)
今回使用するSGFは有機肥料にあたります。
20kgで5,000円程度で購入できます。
金額だけでみると高いイメージがありますが、1kgあたり250円の安さなのでたくさん使用する人にとってはお得だと思います。
安いからと言って悪い肥料ではなく、ゴルフ場、競技場などの土壌改良にも使われていて、
- サッチの分解(有機物の分解)
- 発根促進
- 病原菌抑制
- 光合成促進 等
に効果があります。
中身はこんな感じでサラサラしています。

かなり細かいので少しの風でも飛んでしまいます。
そのため無風の日をお勧めします。
においはうっすらカビのようなにおいがしますが、強烈なにおいではありません。
今回は70g/㎡で散布
夏前の成長期なので70g/㎡で散布します。
梅雨の長雨の合間に肥料散布した場合、肥料が流れてしまう可能性があるので長雨の時期は避けての散布を心がけています。
今回も棒を使ってある程度の範囲を決めて散布していきます。

肥料なので手で散布してもいいのですが、私はホームセンターで買った散布用(?)のスコップで散布します。
少しの風でも飛んでいくため、地表スレスレまでスコップを近づけてフリフリしながら散布していきます。
スパイキングの足踏みと肥料散布の中腰で今晩から腰痛確定ですね。。。
仕上げの散水
スパイキング、肥料散布が終ったらたっぷり散水します。
肥料が土にしみこむようにやさしくたっぷりと散水します。
これで(本来ならば)梅雨前の追肥作業が終了です。
後は梅雨の雨でしっかりと根を張って梅雨明けには青々とした絨毯になっていくはずですが今年は雨が降らないので水切れを起こさないように毎日の水やりが必要ですね。
今後も芝生については随時更新していきますね。
今日もブログを読んでくれてありがとうございます。
少しでも皆さんの参考になればうれしいです。